三上 亮 (Vn)
東京芸術大学音楽学部首席卒業後、奨学金を得てアメリカ南メソディスト大学メドウズ音楽院、スイス、ローザンヌ音楽院、メニューイン国際音楽アカデミーで研鑽を積む。景山誠治、Eduard Schmieder、Pierre
Amoyal、Alberto Lysy諸氏に師事。その間、日本音楽コンクール、ブリテン国際ヴァイオリンコンクール、フォーヴァルスカラシップ・ストラディヴァリウスコンクール等で入賞。
Camerata LysyやCamerata de Lausanneのメンバーとしてスイス国内を拠点にヨーロッパ各地で演奏、ルーマニア・エネスコ音楽祭等にも出演した。A・ドラッティ、F・メンデルスゾーンの弦楽八重奏のCD収録も行う。
2008年ソロアルバム「ツィガーヌ」をフォンテックよりリリース。毎日新聞紙上で絶賛され梅津時比古選「私の今月の3枚」に選ばれる。また2013年には2枚目のアルバム「奏(かなで)」をコジマ録音よりリリース。これに合わせ東京、札幌などでリサイタルを開催し好評を博した。
福島県いわき市アリオスホール専属として発足したヴィルタスカルテットのメンバーとしても活動。地域との音楽を通じた交流を大切に、弦楽アンサンブル・ワークショップ、小中学校や病院、高齢者福祉施設などへの訪問演奏、いわき、東京、仙台などでの定期演奏会を続けている。
2007~2011年、札幌交響楽団コンサートマスター。その後は全国各地のオーケストラのゲストコンサートマスターとして招かれている。今秋より埼玉県和光市サンアゼリアホールに拠点を置くサンアゼリアフィルハーモニカのコンサートマスターとしても活躍の場を広げる。
NHK-FM名曲リサイタル、気ままにクラシック、らららクラシック等に出演。その他、東京芸術大学非常勤講師、日本音楽コンクール審査員を務める。