パウラ・バドゥラ=スコダ ピアノ・リサイタル
★「ぶらあぼ5月号」に掲載されました!「eぶらあぼ」34頁でご覧いただけます。
★日経インテレッセに掲載されました!
★西日本新聞の朝刊に掲載されました!(2014年4月8日付11面)
★朝日新聞の朝刊に掲載されました!(2014年5月22日付)
とうとうこれで最後の来日公演、本当に残念なことですが、福岡での演奏を快諾して下さったスコダ氏、そして、ご尽力いただいた関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
パウル・バドゥラ=スコダピアノ・リサイタル
86歳最後の来日公演 福岡公演決定!
2014年5月28日(水)19時開演 18:30開場
アクロス福岡シンフォニーホール
一般 S席:6000円(全席指定)
学生:3000円
(全席指定。どのお席でも可能です)
※学生券は、アクロス福岡チケットセンターで
のみの販売です。(要学生証)
チケット発売日:2014年2月23日(日)
アクロス福岡友の会発売日:2014年2月14日(金)
チケット取扱:
■アクロス福岡チケットセンター
Tel:092-725-9112
■チケットぴあ:Tel:0570-02-9999(Pコード:222-787)
http://pia.jp/ ※PC/携帯/スマートフォン共通
■e+(イープラス):http://eplus.jp/
■エクローグ音楽事務所 info@eclogue.jp Tel:0940-42-8747(郵送のみ)
【主催】TNCテレビ西日本 エクローグ音楽事務所
【共催】(公財)アクロス福岡
【後援】(株)ヤマハミュージックリテイリング (株)イズタ・バイオリン
【お問合せ】エクローグ音楽事務所 Tel:0940-42-8747
2012年11月愛知での演奏会では、そのお姿に、その音楽に、その演奏の気迫に涙が溢れ、休憩時に急いでロビーに行き、ホール関係者を摑まえて、「招聘元に会わせてほしい!」とお願いしてしまいました。
「なんとしても福岡に来ていただきたい!この気持ちを伝えなければ!」
ただ、その想いだけでした。
そして、2014年5月、あのスコダ氏の演奏を、やっと福岡で聴くことができます。
この人の演奏は別格です。存在そのものが神々しく。
たとえミスタッチがあったとしても、それをはるかに越える「音楽」があるのです。
ただ完璧に弾きこなす「テクニック重視」、派手で力任せの「パフォーマンス重視」の演奏をするような若者・中年ピアニストには、絶対にできない演奏です。
次元が違うピアニスト。
ただ弾いている姿を見るだけでも胸を熱くさせるピアニスト。
カラヤンやフルトヴェングラーらと同じ時代を生きたピアニスト。
そんなピアニストと今同じ時を生きている者として、86歳という高齢でありながら日本へ来られるこのピアニストの演奏を聴かずしてどうする?という気持ちでございます。
数年前、大阪まで日帰りでスコダ氏の演奏を聴きに行ったことがあります。
関西フィルとの共演、弾き振りでした。80歳を過ぎていました。
終演後、楽屋から出てこられるのを待っていました。
一言「また福岡にも来て下さい!」と言いたくて。
肌寒い風が吹く中、にこやかな笑みをたたえながら出てこられたスコダ氏に、「福岡から聴きに来ました!また福岡にも来て下さい!」と伝えると、「オー!フクオカ~!」と微笑みながら、私の頬を優しく両手で包んで下さった・・・ような、記憶があります。
もうすぐ、あのスコダ氏に会える、ベーゼンドルファーでの演奏を聴ける。
長い間待ちわびた夢のような時間ほどあっという間に過ぎていくことを、ミクローシュ・ペレーニチェロリサイタルの際に実感しました。
スコダ氏の演奏は、若い人達にこそ、ぜひ聴いていただきたい演奏です。
日本では、もう二度と演奏を聴けないのですから・・・。